棋譜再生のためMIMEを追記

棋譜の再生環境を整えている.
なお,棋譜の再生ではkifu for jsがいまいち使いこなせないので代替としてkifu for flashを使う.
こっちもこっちで問題が発生しているのだけれど,それはまた今度.

今回はWordpressのメディアライブラリに棋譜をアップロードしようとすると
“セキュリティ上の理由によりこのファイル形式は許可されていません。”
と出てしまうのに対する備忘録.

解決は/wp-includes/function.php内の関数に棋譜ファイルの定義を加えるだけ.
なお,デフォルトのMIMEはfunction wp_get_mime_types() {}に記述されているため手をつけないようにする.
棋譜(.kif)のMIMEはタイプ/サブタイプになるよう勝手に定義した.

function custom_mime_types( $mimes ) {
$mimes[‘kif’] = ‘text/kifu’;
return $mimes;
}
add_filter( ‘upload_mimes’, ‘custom_mime_types’ );

を追記.

参照
拡張子とMIMEタイプ
WordPress:特定のファイルタイプをアップロード可能・不可能にする方法 | NxWorld

KKSこと角交換四間飛車をなんとかしたい(´,,・ω・,,`)

<旧ブログからの移行>

 新年明けてからの指し始めは将棋ウォーズで三間飛車.一戦目はノーマル三間飛車を指すも抑えこまれて負け.新年早々で納得行かないので続けて二戦目にとりかかる.戦型まさかの横歩取りに挑戦.お互い振り飛車党なのでちぐはぐな進行になるも相手の決定的な悪手を見逃さず詰みまで持ってきました.(やったぜ)

 少しいい気になってた先日,同好会のはむろんさんに呼び出され一局だけ指すことに.下がその棋譜.戦型ははむろんさんがKKSこと角交換四間飛車,私が腰掛銀.


20150113hmrntsu_eval AA_shobon_lie

うーん,この…(´・ω・`)

 筋悪の△4四角打からなんとか互角まで持ってきました….△8八歩打から飛車にと金をぶつけられるんじゃないかと考えてましたが,なんのことはなく▲9七桂で問題なし….
72手目は△同銀としましたが思い返してみれば先手の主張が通ってしまいなんだか損です.せっかく金に桂馬を引っ掛けたのだから大人しく銀を引くか,思い切って金を取りに行くべきでした.

 そして極めつけは84手目の△2四銀でしょう.△2四金と悩みましたが何を思ったのか銀を採用.思いっきり脇腹に桂馬を叩きこまれ,あっという間に必死に…

 これは今度から駒落ちで指してもらうしかないな….棋力が違いすぎるよ(´・ω・`)

相振り飛車を振り返る

<旧ブログからの移行>

 1ヶ月くらい前から部内でリーグ戦が始まってましたがようやく順位が決まりました. 私の成績は5勝4敗で順位は10人中5位…ちょうど中央です(´・ω・`)

 いずれの対局に通じることは軽い攻め方が多くを占めてしまったこと.対局相手にも「攻めが軽い」「攻守の切り替えができてないと思う」などなどアドバイスを貰いました.そんな中で,下記に貼ったのがリーグ戦とは別の1局です.
 戦型は先手三間飛車-後手四間飛車の相振り飛車,相右矢倉.対局相手は部活でも将棋ウォーズでもお世話になってる はむろんさん.最近のはむろんさんは角交換四間飛車をよく指されるので,本局は相振り飛車になる可能性が濃厚でした.


まで93手で先手が投了.詳しい棋譜の解説は会長がやってくれたので他の部分を考えようと思います.

 29手目の▲7四歩は▲3七銀が優っていました.次に△5五銀~△4六歩がありそうですが▲5四歩で打ち返せば問題ありません.本局では自陣が堅くなく,攻めるには不十分な構えで仕掛けたのがまずいです.ここで後手に4筋の歩を切らせてしまったのが本局一番の敗因だったと思います.

 51手目に▲8六角は矢倉崩しの常套手段として▲7七桂~▲6五歩が教科書的な攻めと思われますが,後手の左桂を活用した4筋の攻めが早い上に急所を射抜いているためどうやら間に合いません.そのため▲6五歩から火蓋を切る手がここで指す手だったと思われます.以後△同歩▲同銀△同銀▲同飛と進みます.ただ△6四歩に▲6八飛△7七角成▲同桂△5九角が気になるの….

 61手目の▲3七桂は意味がなく,感想戦でも厳しく指摘されました(´・ω・`).この手は自陣を薄くするだけでなく,取られて△2五桂打から後手の攻めが問題なく続いてしまうためです.したがって桂跳ねは受けになってません.そこで▲5六歩により後手の5五角をいじめる手があることが最善手だったようです.△4七歩成は▲5五歩で角を取り込んで凌ぐしかありません.また,△3七桂成に対して本譜の▲同金もありえない手でした.ここでは▲同銀が自然な一手です.結論として▲3七桂はありえない手でした.

 89手目は▲4一飛車成が正着かと考えていましたが,実は▲4二飛車成が後手玉への詰めろとなってます.以後,後手が無視して先手を攻めれば(先手玉に即詰みはない),▲7一銀打△同王▲6一金打で△同玉なら▲5一飛打で即詰み.△8二王と逃げても▲7二龍と切れば簡単な詰み将棋.(AOK氏談)

というところが反省点.

攻めるタイミングと守るタイミングが両立できれば素晴らしいですが,慣れないうちはどちらか一方に方針を置くほうが良いという結論です(´・ω・`)