ThinkPad X1 Carbon用にインナーケースを購入

Thinkpad X1 Carbon Gen 9thの持ち運び用にインナーケースをポチった。
予算2,000円弱、14インチケースで良さげなものがないか密林を散策していたことろ、NIDOOなるメーカのインナーバッグを発見した。購入時は1,700円だった。


配色はダークグレー、サイズは14インチを選択。派手な装飾や余計なポケットがなく、落ち着いた感じ。


収納具合はピッタリではなく、隅っこにパソコンの角を合わせるとそれぞれ親指1関節分くらいの余裕がある。ただし、この余裕に対して純正45WのACアダプタは入らない。15.6インチなら入りそうだけど、スマートじゃないなあ。本体をバッグにフィットさせたい場合は一回り小さい13-13.3インチでも良さそう。
表面ポケットは薄く、収納できるものは限られる。メモやボールペンくらいか…。
 内部は毛布になっていて柔らかく、色味はAmazon記載の写真と同じだと思う。(たまにAmazon掲載写真は嘘があるから…)


ファスナーはアルミ製と思われ、厚みは3mmくらいで小さすぎず大きすぎない。また、表面のプレートとともに光沢が少ない仕上がりになっている。
あからさまな安っぽさは見えず、メーカさんは頑張ってると思う。

ThinkPad X1 Carbon Gen9(2021)の購入レビュー

ことの経緯

大学時代から使っているLet’s noteがそろそろ限界らしい。

Windows10を導入してからというものの、ドライバの相性に問題があるせいか輝度調整や無線LANがうまく機能しなくなり始めてしまった。加えて、最近のリッチなwebコンテンツに対して性能不足している感が否めず、ソフト・ハードの両面で辛くなってきた状況だ。

2021年時点での後継機はSVシリーズだが、身近な人がThinkpadを使っていることもあり気になり始めてきた。そこで、どんなものかと試しに導入してみることにした。

Panasonic CF-SX2

Panasonic CF-SX2。2013年に購入して以降今日まで整備しながら使ってきた。メモリ16GBとSSD1TBまで拡張し、キーボードや天板の改装を行ってきた相棒…。バッテリー持ちやファンノイズ、ドライバ相性問題を無視すればまだまだ現役で使える。

仕様

Lenovoが2021年モデルとして発表した最新のThinkPad X1 Carbon gen 9。前世代Gen8とは、性能はともかく、画面サイズや両サイドのコネクタ形状(汎用性がない前世代の有線LAN用端子が消えてすっきりした)などが刷新されている。ThinkPad X13 Gen2とも悩んだけども、会社で使われているモバイルPCがThinkPad X280やX13(無印)なのでやめた。コスパやディスプレイの選択肢が良さげだが外でPC広げているときに勘違いされたくない…。

注文仕様は下記の通り。

CPU Intel Core i5-1135G7 (2.40GHz, 8MB)
OS Windows 10 Home 64bit
RAM 16GB LPDDR4X 4266MHz
SSD 256GB (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
LCD 14.0型WUXGA液晶(1920×1200) IPS、光沢なし、400nit、マルチタッチ非対応、狭額縁、100%sRGB、ブルーライト軽減パネル
GPU Intel Iris Xe Graphics
内蔵カメラ 720p HDカメラ(マイクロフォン付)
天板 ブラック・ペイント・カーボン
WLAN Intel Wi-Fi 6 AX201 + Bluetooth
WWAN Quectel EM120R-GL 4G LTE CAT12
指紋センサー 指紋センサー
キーボード USキーボード(バックライト、指紋センサー)ブラック WWAN対応
Athena認定 Evo Platform認証
バッテリー 4セル リチウムイオンバッテリー (57Wh)
電源アダプター 45W ACアダプター (2ピン)(USB Type-C)
標準保証  1年間 引き取り修理
  • CPUはvProである必要はなく、またi7とi5はキャッシュメモリーの差異しかなく、肝心のコア数やクロック、グラフィック性能はコストに見合った効果ないためi5にする。それでも4コア/8スレッドが使えるのだから良い世の中になったと思う。
  • メモリー8GBでは絶対足りないので16GBにする(Thinkpad x1 carbonはメモリーが表面実装のため後から増設できない。変な妥協は不要)。出先でPhotoshopやIllustratorを立ち上げることもあると思われるが、処理のメインは自宅デスクトップのため16GBで十分。大学入学後にパソコン必要になる人も、経験的に理系だったら16GBあれば十二分だと思う。
  • 注文時のSSDはなくてもいいと思っていたが、外せないようなので最低限の256GBをチョイス。
    素性不明なSSDは使いたくないし、そもそも選択できるSSDは容量に対して割高なので後日交換するつもり。今のパソコンは1TBを使っているから、PCI-Express Gen4仕様の500GBか1TBを使いたいところ。
    他にどうしようか考えてる人もいるだろうから下表にまとめる。
  • 画面サイズはアンチグレア2kがよかったものの、そんな選択肢ないのでおとなしくフルHDを選択する。プライバシフィルターはいらん機能だと思う…。後付でフィルタ取り付ければ、平時も見やすい。
  • SSDの2枚挿しを将来に見据え、コネクタを確実に確保するためLTEを追加した。(…といってもX1 CarbonはLTEなしでもマザーボードにコネクタついているのね。8000円くらいで済むし、アンテナ代だと思うことにした…。なおLTEは使わない模様…。)
  • キーボードは見た目すっきりのためUSキーボードを導入することにした。バックライト付きで+1100円也。

 

さて、次の大きなトピックはSSDだ。Thinkpadと相性のいいSSDってなんだろうとなるわけだが…。
まず当然としてSATAではなく、M.2(type2280)を選ぶ必要がある。あとはチップがQLCを選ぶのが得策。QLCは安いけど、速度は遅いわ寿命は短いわでおすすめしない。TLC交換先のSSDは下表を候補として考えている。

  メーカ 容量(GB) 型式 備考
Samsung 1000 980 PRO MZ-V8P1T0B/IT PCI-e: Gen 4
W/R(MB/s): 7,000/5,000
TBW(TB): 600
片面実装

WesternDegital 1000 WDS100T1X0E-00AFY0

PCI-e: Gen 4
W/R(MB/s): 7,000/5,300
TBW(TB): 600

Samsung 1000 970 EVO Plus MZ-V7S1T0B/EC

コスパよし
PCI-e: Gen 3
W/R(MB/s): 3,500/3,200
TBW(TB): 300
片面実装

Samsung 500 970 EVO Plus MZ-V7S500B/EC

採用実績がある、コスパよし
PCI-e: Gen 3
W/R(MB/s): 3,500/3,200
TBW(TB): 300
片面実装

?? CFD 1000 PG4VNZ CSSD-M2M1TPG4VNZ

PCI-e: Gen 4
W/R(MB/s): 7,000/5,500
TBW(TB): 700
安いし早いし本当かよと思ってしまう…

?? CFD 1000 PG3VNF CSSD-M2B1TPG3VNF

PCI-e: Gen 4
W/R(MB/s): 5,000/4,400
TBW(TB): 1800???
TBW1800はダークホースすぎる…私が知らんだけなのか、実は隠れた良スペSSD??

見事にサムスンだらけでわろた。
しかしCFDやADATAを選ぶわけにも行かず…、あれらは採用している部品の品質(管理や広告含め)が酷すぎる気がする。少なくとも友人には勧めない。コスパよく幸福度を高めたいPCヲタクとしてはサムスンの980 PRO MZ-V8P1T0B/ITか、ウェスタンデジタルのWDS100T1X0E-00AFY0にする予定。悪く言えば安定しすぎてつまらない選定だけど、ノートPCだし安くない買い物だし冒険はちょっとね…。

…が、ぶっちゃけGen3の970 EVO Plusでいいと思う。コストに対して体感できる速度や、発熱を考慮すると前世代のSSDで十分。ノートパソコンに求められるのは低消費電力と低発熱であることも考慮して。
あとは採用のコントローラ品質もEVO Plusのほうがいいからだ。結局、スペックに踊らされてたけど970 EVO Plusの1TBでいい気がしてきた。

発送来歴

注文~発送までのリードタイムは3~4週間と書いてあったけど、注文当初に提示されたタイムラインは下記の通り…。

7月頭!?ずいぶん時間かかるのなあ…。世界的な半導体不足、とは聞くもののパソコン市場も大変だなあと思っていた。その後、出荷時期が7/22→6/2→4/25を経て4/22発送となった。

  

結局着弾したのは4/28だった。3~4週間からは特別長くなるわけでもなく、短くなるわけでもなかった。

 

外観レビュー


さすが海外メーカのパソコン!と言わんばかりの簡易包装。ACアダプタに至ってはフィルムや袋は使われず、箱に入っているだけのフラストレーション・フリー・パッケージだった。
内容物は本体とACアダプタ、簡易な取説、保証書など。国内メーカみたく余計なCDや説明書、保証書がなくてあっさりしてる。

ThinkPad X1 Carbon Gen 9th

筐体はマグネシウム合金が使われているためひんやりしている。パームレストも同素材のため高級感あり。また、重量あるため、モニタ開閉時は下を掴まなくて済む。

天板はIBM定番のピーチスキンが採用…?されているのかしっとりする。X61sを使っていたときは筐体全体がピーチスキンだった気がするけど、コストカットの波や最近の嗜好は金属・プラスチックなんだろうか。

キーボードがやや不満あり。押し心地が物足りない?キーストロークが浅いんだろうか。キー自体が不安定でタイピング時に揺れる感覚があり、あまり好みじゃない印象。最近のトレンドといえばそうなんだと思う。
また、SX2も大概だったがこのPCもペチペチ感が顕著な気がする。ThinkPad X1 Carbonって昔からこんな感じだったかなあ…。
自身初のUS仕様にしたこともあり、キーボードは徐々に慣れていこう。

カメラには物理シャッターがついていて、カメラONに気づけなくても醜態さらさなくて済みそう。

今使っているLet’snoteはモノラルスピーカだったので、スピーカーが2門ついていると音質の良さにびびる。実際のところ、zoomで会話してみると相手の声がよく聞こえるのでテレワークに向いている気がする。
また、両サイドの端子類はスッキリしている。
LCD正面左側にUSB Type-C(Thunderbolt4対応)x2、USB 3.2 Gen1(Aタイプ)、HDMI。
右側にヘッドフォン、SIMスロット、USB3.2 Gen1(Aタイプ)、セキュリティキーホールがある。Let’snoteと比べると装備の数で寂しい感はあるが、まとまっていてスマートだと思う。

内装レビュー

内装なんか見てどうすんの?となるかもしれないが、使われている部品や配線の具合、ファンレイアウトが見たくなってしまうオタクゆえ御開帳…

ネジは5点ドメになっており、パームレスト側に引っ掛け溝がある。開腹して交換することを見越した設計になっているのか、アクセスは簡単だった。

ファンノイズは個人的には気にならなかった。というのも今使っているSX2が爆音だから…。
CPU温度は47~48度を推移しており、その間のファンは静かだと思う。50℃超え始めるとファンの音が聞こえてくるが、会議で気になるような感じでもなさそう。神経質な人でなければ問題ない。数字上の計測はthe比較さんでやっており、どんなものかはわかると思う。



アンテナ線は4G/5Gともに配線あるため、NIC交換してすぐに5G化できそう(灰色に見える2線は5G用と思われる)。
ところで、4Gアンテナをよく観察してみると…


えwまじかよ。はんだが溶けきってない笑。形状から見るに手はんだだろうけど、やったの素人だろう…。そのうち不具合でそう。初期不良に該当する?
ちなみにもう片方は…まあ、だいたい大丈夫だった(白目。
上記のインパクトが強すぎるのでこれぐらいだったら許すが、もう少し熱して溶かしたい感はある。

もしかしたらハズレ個体引いたかもしれないが、Lenovoの品質としてはこんなものか。今のところ電波のつかみは問題ないし+そもそもLTEは重要視してない。しかし、将来的にクラックが起きて不具合起こす恐れあるから、再はんだするはめになりそう。
アンテナとしては疑問が残る品質であり、他個体の状況が気になる…。



SSDはKIOXIAのKXG6AZNV256G。R/W(MB/s): 3,050/1,550、PCI-EはGen3、チップは片面実装。わりかしちゃんとしたSSDを採用していました(驚)。▶参考
いずれにせよ容量が少ないため500~1000GBに交換する予定。

交換先のSSDは両面実装のはずだけど大丈夫かな…? 片面実装のため問題なかった。
MB側およびヒートシンクには0.5mm厚の熱伝導シートが使われている通り、両面実装に対応できる隙間はない。そのため片面実装のSSDを採用する必要がある。(参考としてコネクタの高さは2.0mm、ボトムカバーとの距離がかつかつ+ネジ固定式ヒートシンクの高さが決まっているので両面実装のSSDは不可能)

採用パネルは不明。EDIDをもとに読み取り試みたがnullであり、返り値わかんね…。
将来的に2kアンチグレアパネルに交換したいと考えているため、モニタ分解しない限り交換可否が判断できない(当然Lenovo側部品ラインナップにないから、自己責任になる…)。

パネルサイズと駆動形式だけで絞るとCEC PANDA FPDのLM140GF1L01(02)が該当する?
早速データシートを取り寄せたけど、肝心のThinkPad側搭載パネルがわからないから、機械・電気的に適合するのか含めて全然わからない。バラせばわかるが一体何使っているんだろう…。分解する人が現れたら、その情報にあやかろうと思う。
14型のモニタサイズは持ち運び用としてどうなんだろうと思っていたが、本体はかなり軽いので全く苦にならない。
むしろ画面サイズ大きいおかげで資料やPDF化した教科書の閲覧、レポート作成にはめっちゃ向いてると思われる。

結論

出先用のノートパソコンとして十分な性能があり、万が一の部品交換も手軽にできる点で優れると思う。
キーボードには慣れが必要だけど、ガンガン使い倒せると思う。ビジネス用としてタフだと思うし、大学生のパソコンとしては十二分な代物。買ってよかった思えるパソコンだったので、NECとか富士通とか買うくらいならこっちがおすすめだと思う。

パソコンを自作した話

学生時代に寄せ集めで作ったパソコン。これまでCPU換装やSSDとメモリ増設、GPU変更などで使い続けてきました。しかし、最近は大きなファイルの連続読み込みや高ビットレートな映像の視聴、RAW現像などで処理がもたつくようになってきました。

そこで新しく1台組むことにしました。

旧メインPCの構成

CPU Intel® Core™ i5-2320 4/4 3.0Ghz
マザーボード P8Z68-V PRO/GEN3
メモリー W3U1600HQ-4G 4GB*2
W3U1600HQ-8G 8GB*2
SSD Crucial BX300 CT240BX200SSD1 240GB
HDD Seagate ST500NM0011 500GB
GPU GTX760-DC2OC-2GD5
電源 Enhance SPSN-050P 500W
ケース Antec solo
CPUファン サイズ 虎徹SCKTT-1000
OS Windows 7 Professional x64

SandyBridgeが登場して8年が経ちました。現在でもオフィス用途や軽いゲームくらいであれば問題なく動くため使い続けている方が多い印象を受けます。

しかし現行Celeron が上記i5とほぼ同等の性能でありワットパフォーマンスが悪かったり、マザーボードが古いためSATA3.0がネイティブで2ポート限定やPCI-EがGen2だったりと古さが目立ちます。総じて大きな負荷の作業では苦しくなってきたのが実情です。

そして出来上がったのは下記のパソコン
新メインPCの構成

CPU Intel® Core™ i9-9900k / 8C16T 3.6-5.0Ghz
マザーボード Asrock Z390 Taichi Ultimate
メモリー CORSAIR DDR4-3200MHz 16GB x4/ 64GB
SSD1 Intel SSDPEKKW512G8 / 512GB,M.2
SSD2 Intel SSDSC2KW512G8 / 512GB, SATA
SSD3 Crucial CT1000MX500 / 1000GB, SATA
SSD4 MEMPEK1W032GAXT / 32GB, M.2
HDD Western Digital 5400rpm 2TB/ 2TB, RAID1, SATA
GPU ASUS ROG-STRIX-GTX1070TI / NVIDIA GTX-1070ti
電源 SeaSonic SSR-750PX/ Platinum, 750W
ケース Fractal Design Define R6 Black
CPUファン Noctua NH-D15 / 空冷, ダイ直冷
OS Windows 10 Professional x64

性能差異は下記の通り。

 
CPU

4C/4TH, 3.0~3.3Ghz

8C/16T, 3.6~5.0GHz
マザーボード Z68 Z390
メモリー DDR3-1600, 24GB DDR4-3200, 64GB
SSD 240GB 512GB+512GB
+1000GB+32GB
HDD 500GB 2TB (RAID1)
GPU GTX760 GTX1070ti
電源 500W 750W
ケース Antec solo FractalDesign Define R6
CPUファン 空冷 空冷+ダイ直冷
OS Windows 7 Pro x64 Windows 10 Pro x64

PayPayの20%キャッシュバックキャンペーンでマザーボード代分がタダになったのでメモリーに宛てました。
構成の紹介をすると、
– CPU:いわずもがなIntelのi9 9900k。例の立体ケースのやつ。コンシューマ向けとしては当時初の8コア16スレッドかつシングルコア動作時は最大5.0GHzまで周波数増加するやつ。性能の分発熱が大変で空冷は大変と評判のCPU。
今回は殻割り(IHS外し)してダイを大型空冷ファンで直冷しています。

– マザーボード:AsrockのZ390。展開クラスの中では上位品。TaichiとはLAN10Gbpsの有無くらいしか差異はない。2018-19年時点では10GbpsのNICが1万ちょっとするので、NICを買ったと思えばこれでよし。他のZ390とは異なり、独自ICを搭載することで利用できるM.2(PCI-Expressの帯域)が1つ多いことが特徴。そのため、今回のストレージ構成を実現している

– メモリー:ヒートスプレッダ付きのDDR4-3200を採用。2660を3200にOCしている仕様。できればネイティブが欲しかった…。まだ出始め当初だったことや、メモリ市場が高騰していた時期悪に直面していたため、無難そうなコルセアにした。一応乗ってるメモリはMicronで統一している。

– ストレージ:本PC最大の特徴。M.2を2門、SATAを6門(うち2門はリムーバブルドライブ当)使っている。チップセットZ390の仕様で、M.2はSATAの帯域を使うため大抵はM.2を2門使う場合はSATA4門しか使えない。ところが、AsrockのこのマザーボードはコントローラICが別に載ってるおかげで、このような構成にできる。OSは512GB(M.2)、プログラムは1000GB(M.2, Optaneメモリ32GBをキャッシュ)、現像などのSSDを酷使しやすい作業用(使い捨て)に512GB(SATA)、ファイル保管用に2TBx2のRAID1構成にした。

– GPU:ビデオカードはASUSのGTX1070Tiにした。3連ファンでありデザインが好み。性能はGTX1070とGTX1080の中間だが、若干GTX1080寄りになっている。FPSなどの激しいゲームはしないのでコスパの良いGTX1070tiにしている。

– 電源:品質と保証が手厚いSeaSonicにした。PCの中で一番電気的な負荷が高いのは電源装置なので7年保証はありがたい。裏配線を最小限本数で実現したいため、フルプラグインにした。また、容量は750Wです。システムの必要量見積もって大体350~400Wなので、750WあればGPUを上位にしたときでも十分足りるという判断。

– ケース:FractalDesignのDefineR6はシンプルかつ剛性の高いケース。光り物や見た目がやたら尖ったデザインを好まないため。

– CPUファン:CPUの発熱量が大きいため、空冷の中でも一番熱容量が高く静か、高寿命で評判なNoctuaを選択。2連ファンはWPMなので、UEFIでの回転数管理が細かくできることも利点。なにより静かだからよし。

– OS:Windows 10です。

北海道を旅行した話

冬の北海道を旅行したくなりました。

決心のきっかけは田中道人さんのMARSHLANDという作品(Link)。枯木の隙間に見えた鹿が白く染まった大地に声を響かせると、釧路湿原の成り立ちが近藤好美さんの声で語られ、空撮で捉えられた美しい釧路湿原の紹介が始まります。
期間と行きたい場所だけ定め、移動手段は東京から北海道までは航空機、道内では鉄道を主体にしました。当初は青春18きっぷの運用を考えましたがLCCとJRのキャンペーンによって特急列車に乗車可能なひがし北海道フリーパス(Link)がお得に入手できます。旅程は以下の通りです。

3月19日 成田空港→新千歳空港→帯広
3月20日 帯広→釧路→根室→根室岬→釧路
3月21日 釧路→釧路湿原→釧路市内→桂台
3月22日 網走市内散策(バス)→旭川
3月23日 旭川→美瑛→青い池→旭川→札幌→小樽
3月24日 小樽市内散策(徒歩)→新千歳空港→成田空港

続く…?